2016・7・6(水) 群生ナツツバキの観察

 真夏日が続く中で6日、緑の環境クラブ有志で県立有馬富士公園内に自生するナツツバキ群落の観察会を開きました。三田市教委が今月1日付で「福島ナツツバキ個体群」として市指定文化財(天然記念物)に指定した、とのニュースを受けて、クラブの活動がお休みだったにもかかわらず急きょ呼び掛けたところ、10人が参加しました。
(一輪をやっと)
群落は私たち緑の環境クラブが里山保全活動を展開している場所にも近いところにあります。谷沿いに約20分ほど林の中を進むと地面に白い花が一杯に落ちている一角が。見上げると10メートルを超える高木で目の高さの直径が15センチはありそうです。残念ながら花の盛期は過ぎていて、梢に残る花はわずかでした。さらに奥に進むと何本ものナツツバキがありました。でも咲いているのが樹冠に近いところばかりで、写真はいまひとついいのが撮れません。
(暑さの中を花を求めて進む)
7月に入って三田市内は連日真夏日が続いています。皆さん、体調管理には気を付けてくださいよ。緑の環境クラブはパークセンターと協力して16日にキノコ観察会を開きます。参加者にはキノコ汁(安全のため市販のもの)を準備します。楽しみに。              (鷺)
(これはいんちき。落花を枝の上にそっと)