2016・9・24(土) 二手に分かれてフル活動!

 きょう24日は北摂里山博物館が実施している里山講座「北摂里山大学」の第5回プログラムを私たち緑の環境クラブがお手伝いする日です。
 北田代表ら5人が県立有馬富士公園での講座のサポートに回り、6人が三田市立有馬富士森林公園でいつもの里山保全活動に汗を流しました。
 北摂里山大学の参加者は30余人。講師は県立大学の石田弘明教授や県森林林業技術センターの山瀬敬太郎さんら県内における林学のそうそうたるメンバーです。
 午前は三田市立自然学習センターで、兵庫方式と呼ばれる「夏緑高林」を中心とした里山放置林管理の講義を受け、作業現地に移動して、作業の前提となる植生調査の方法を学びました。10メートル四方の調査区域を設定する方法や、調査結果の記録など密度の濃い時間でした。
 楽しいお弁当の時間はすぐに過ぎて、午後は午前に設定した調査区域で実際に木を伐って管理方法を学びました。まずササを刈りイヌツゲやヒサカキなどの低木常緑樹を伐って林床をすっきりとし、さらにソヨゴなどの高木常緑樹を処理していきます。結構疲れる作業ではありました。
 現地作業が終わった後、センターへ戻って講義。緑の環境クラブの北田代表が、私たちの約20年にわたる活動の歴史を話し、環境保全への取り組みを語った。この講義を聞いた皆さんの中から、私たちとともに活動していただく方がひとりでも増えることを念じて。         (鷺)

 (10㍍四方の調査区域を決める)