2017・3・15(水) 時折り小雨が降る中で

 緑の環境クラブの活動日の15日、朝方には小雨がぱらつく天気でしたが、三田市立有馬富士森林公園の駐車場には12人が集まりました。天気の悪化が心配なため4人は帰宅。8人が活動に参加しました。
 この日は2班に分かれの作業です。А班はクラブハウス前で、間伐材の輪切りづくりです。私たちは里山保全活動の中で生じる除間伐材を生かそうと、有馬富士フェスティバルなどのイベントに「電気ペンでペンダントづくり」のテナントを出しています。自分だけのペンダントやキーホルダーが手作りできるので、子供たちには人気があります。ハウスには電源がないので発電機を回して電動ノコを使い、直径5~8センチの常緑樹を8ミリほどの輪切りにしていきます。木の粉が舞い上がり、全身がおがくずだらけになります。メガネ、マスクをしていてものどや目が痛くなります。
(白く舞うのは切るときに出る細かな木屑です)
 
 もう一つのB班は昨年の作業で少し残っていた地域で除間伐に励みました。時折り小雨が降るかと思えば太陽が顔を出すといった不安定な天気でしたが、このところの乾燥で足元はぬかるむようなことはありません。私たちの里山保全活動は、常緑樹だけを間伐するやり方ではありません。森林公園内での活動であり、公園としての景観、里山の生態、公園を訪れるみなさんの多様な楽しみ方などを十分配慮し、バランスのとれた森林づくりを心掛けています。この日もところどころにソヨゴなどを残しながら、日光が林床に届き風が吹き抜けるような整備に努めました。  (鷺)
(見栄えの良いように間伐材は細かく切って積みます)