2017・4・5(水) 気持ちを新たに新年度の作業

 5日、緑の環境クラブは2017年度の里山保全活動を三田市立有馬富士森林公園でスタートさせました。この日参加したのは、今月新たに会に加わったメンバーを含め11人です。
(この日の作業前に全員でパチリ)
 
 我がクラブが三田市と協定を結び、有馬富士のふもとにクラブハウスをつくって里山放置林の整備を始めてから10年余になります。活動の原点を見つめなおす意味を含めて、初めのころに手入れしたエリアの再手入れから始めました。ハウスから100㍍ほど登山道を上がった沢沿いで、ネザサが再びはびこっています。カマとハサミを使って丁寧にネザサを刈り取っていきます。
(ネザサをせっせと処理。斜面なので腰が痛い)



 常緑樹は以前処理したので高木はなく、作業ははかどって2時間ほどで約400㎡がきれいになりました。学校が春休みとあって好天に誘われた家族連れが有馬富士の山頂を目指します。「ご苦労さま」「きれいになったね」と声をかけてくれるのが励みになります。
(すっかりきれいになった斜面)

山はすっかり春の装いに変わっています。作業の合い間に周囲を見ると、足元にスミレが淡い紫色の花を咲かせています。葉の形からシハイスミレのようです。近くの急斜面ではショウジョウバカマが落ち葉の間から花をのぞかせていました。登山道に沿って植えられたソメイヨシノも開花宣言です。                                             (鷺)

(スミレです。下手なカメラでごめんなさい)
(ショウジョウバカマはこのあたりにいっぱい)
(ソメイヨシノが数輪開花)