2017・7・12(水) 植生調査を実施!

 7月に入って緑の環境クラブは夏休みですが、12日は里山保全活動のフィールドとしている三田市立有馬富士森林公園で、植生調査を実施しました。里山の現状を把握し、私たちが手掛ける里山保全作業によって植生がどう変化していくかをチェックしていくために大切な調査です。
 講師は私たちがアドバイザーをお願いしている県立人と自然の博物館の橋本佳延主任研究員。あらかじめ10㍍四方(100平方㍍)にトラロープを張っておいた調査エリアで、どんな樹木がどんな形で生育しているかを約2時間かけて調べました。その結果、エリア内には樹高15㍍を超えるアカマツから芽吹いたばかりのウリカエデまで数十種の植物が確認できました。
 この調査を基に、この一帯の植生が将来どうなっていくのがふさわしいのか、さらには公園内での放置林整備がどうあるべきかを考えながら、活動を進めていくことにしています。
 なお、今月は22日にキノコ観察会(募集は締め切りました)を開催。8月は完全に活動を休んで秋から再開する予定です。                                      (鷺)
(橋本主任研究員が一本ずつ樹種を判定して記録していく)