2018.3.14(水)服部保先生 北摂里山魅力作り指導に

 暖かい小春日和の午後、兵庫県立大学名誉教授の服部保先生に北摂里山魅力作り事業のご指導を兼ねて、有馬富士森林公園の里山整備作業エリアにお越しいただきました。当日は、先生を含めて、18名のメンバーが集まり、緑の環境クラブの整備エリアを見て回り、里山整備の進め方・色々な樹木についての知識を教えて頂きました。


20度を超えるほどの暖かい陽射しの下、
服部先生を中心に記念撮影
 
昨年、整備したエリアを案内しました
 
ウラジロをライターの火で炙りました。葉裏の
ロウの成分が溶けて、緑色の葉裏になりました。
 
ソヨゴの葉をライターの火で炙ると、炙った部分に
黒い円周が出来ました。ロウの成分とそのススの
為との事。モチノキ科の植物の特徴との事でした。
 
リョウブの樹皮の鹿害が多い点を説明。
 
ナナメノキもモチノキ科です。別名;七の木。
 
 
ガンピの木を見つけました。和紙の原料となるこの木は、
伸長方向には、大変強い樹皮で覆われています。
見つけたガンピは、太く成長した立派な木だそうです。
 
ヤママユガ科のウスタビガの繭を見つけました。
名前には諸説が有りますが、10~11月の足袋を
履く時期に成虫になり、活動する事からこの名前が
あるとの事でした。
 
整備コースを散策して、このエリアはコバノミツバツツジが
多い場所ですねと感想を述べておられました。里山整備や
樹木について勉強した後のティータイムです。      、
有難うございました。お疲れ様でした。  (アベマキ 記)