2019.6.26(水)夏休み前の最後の作業日

 6月なのに暑い一日でした。有馬富士森林公園にいつもの17名のメンバーが集まり、夏休み前の最後の里山整備活動に汗を流しました。7・8月は、炎天下での熱中症や、マムシ・マダニ等の危険を避けるために、今日が最後の作業日です。
 
「ハギの小道」の脇の放置林に入り、繁みの中で
作業をしています。大きな赤松の倒木が、コバノ
ミツバツツジやミヤマガマズミ等の樹木を押し
倒して傷つけています。この赤松を切断し、傷
んだ周辺の樹木を元の枝ぶりに戻す作業です。
写真では見にくいですが、赤松を繁みの中から、
運び出している所です。かなりの力仕事になります。
右肩に相当、負荷が掛かっていると思います。
立派な赤松も集められています。お疲れ様です。
倒木の赤松を繁みから引っ張り出したいのですが、
枝が架かり木になってしまい、悪戦苦闘です。
架かり木になっている倒木の大きな枝を繁みの
中で切っています。切断できた時、樹木の跳ね
返りや足元への落下にも注意しなければいけ
ません。ケガをしないように、安全第一です。
作業エリアで偶然にササユリを見つけました。
野生のササユリは、珍しいので、作業メンバーは、
結構、喜んでいました。野生のササユリの場合、
種子から初めて花を咲かせるまで、7年以上の
歳月が係るそうです。
クラブハウスから駐車場への帰り道、小さな谷間で
アジサイの群生を見つけました。今日明日にも梅雨
を迎えるかのごとく、綺麗なブルーの花を咲かせて
いました。作業後の汗びっしょりの気分でしたが、
とてもすがすがしい可憐な印象を受けました。
ガクアジサイもたくさん咲いていました。 (アベマキ 記)