2020.10.3(土)北摂里山大学「植生調査実習」支援

 曇り空の一日でしたが、暑い日差しもなく、絶好の調査日和でした。県立有馬富士公園に受講生31名、講師6名、スタッフ5名、緑の環境クラブスタッフ7名:総勢49名のメンバーが集まり、主に植生調査実習を行いました。

服部大学長と講師陣の開講前の打ち合わせです。
多目的ホールに31名の受講生が集まりました。 皆さん、各講座に積極的に
取り組んでおられました。今年は例年以上に女性陣が多かった様に思います。
3班に分かれて、各班ごとに資材・備品等の確認です。
これから里山大学学習林に入りますが、全員マスク着用です。私は少し息苦し
かったです。他の生徒さんは、全然問題なくマスクを着用していたみたいです。
茂みに分け入り、10メートル四方の調査エリアを確定します。
かけやでプラスティック明示杭をコーナーに打ち込みました。
プラスティック明示杭を起点に10メートル四方の正方形を作ります。
茂みに分け入り、コーナーの位置決めです。
今回の調査では、樹木の階層区分(高さ)・植被率(%)・植物種
リスト・個体数・被度(%)等の調査測定を行いました。調査エリア
が急斜面だったので、結構難儀しました。第3班では、約38種類の
植物種をリストアップする事が出来ました。有馬富士の森の環境では
育ちにくい草木類も数種類有りました。            ・
樹高棒を使って、樹高測定です。 コナラなど、
15メートルを超える高さの樹木も有りました。
やっとの休み時間なのですが、服部先生の説明は止まりません。
生徒さんの積極的な質問も多かったですね。 (素晴らしい!)
植物種リスト・被度(%)を調べています。
生徒さんは熱心にメモと調査データを用紙に記入していました。

来週は、「植生管理実習」を同じ場所で行います。忘れてしまった
植物種の名前も確認したいと思います。今日の様に調査日和の良い
天気だったらいいのですが、・・・・・・・・・期待しましょう!
緑の環境クラブも応援します。   (やまさん・アベマキ 記)