2022.5.31(火)有馬高校里山管理体験の支援

  午前中は小雨も降る天気でしたが、午後からは曇り後晴れの天気の下、有馬富士公園学習センター横の雑木林で、有馬高校の3年生の生徒さん(19名)に、高校の先生(2人)と緑の環境クラブのスタッフ(8名)で、毎年恒例の里山管理体験の支援を行いました。

里山管理体験の実習の前に、多目的ホールで「里山のおはなし」や
「里山管理作業の進め方」等について学習しました。

作業道具を身に着けて作業地に移動します。ここ
からは遠くに有馬富士(374m)が望めます。
現場に集合して、リーダーから作業の説明と注意事項の確認です。
まずは一斉に笹刈りに取り掛かりました。
大勢でやると一気に作業が進みますね。
次は3つの班ごとに分かれて、混んだ林の整備です。
常緑樹のソヨゴ、ヒサカキ、アセビなどを間引いてやり
ます。生徒さんは竹を切る経験はありましたが、生木の
伐倒が初めての人も多かったので、鋸の扱いに緊張します。
受け口の場所はここが良いですね。
上手く受け口を作り、追い口の場所にノコギリを入れている所です。

教わった通りチームの協力で安全に伐倒しました。それを適当な
大きさに刻んで、残材を集積するための杭打ちも実施しました。
限られた時間なので担当した作業地を一気に整備するところまでは
できませんでしたが、作業前と比べると林内に少しばかり日差しが
届くようになり、里山管理の実際を体験することができました。


体験学習の最後は、使用した道具の手入れです。終了
間際には通り雨があったり、注意していたダニが出現
するなどのハプニングもありましたが、 これも良い
教材になったようで、事故なく里山管理の経験ができて
よかったと思います。       (記:ヤーさん)

撮影:キタッチさん・イワッチーさん・スギさん・ヨーシさん