2023.11.11(土)尼崎信用金庫三田支店の皆様と一緒に

  今日は、尼信さんとの共同作業日で計7名の参加でした。秋の花の季節ですので、皆で東屋上の草原の花を楽しみました。季節の動きは早く、6日前の研修会のときと比較すると、すでに花の数は半分ほどに減少していました。

 その後、「野鳥の小道」西側の2017年に行った植生調査地に移り、植生管理を行いました。私の記憶では、調査後手入れしたのは1度だけです。まず調査範囲を確認して、順に調査地の整理です。高木のアカマツが1本枯れていたので、これを除去しました。次にイヌツゲ34本ほどとネザサを除去してここで本日は終了です。

 これだけでも調査地はかなりすっきりしましたが、いずれ17本ほどの太くなったソヨゴを除伐すれば大きく様子が変わりそうです。林床には多くの幼木が見られますので23年後が楽しみです。

東屋の上の記念植樹エリアで秋の花の観察です。
リーダーの説明の下、雑草に隠れた小さな花を探し
ました。1週間ほど前より花はかなり減少していました。
センブリです。 漢方薬の材料になるとの事、
口に含んで食べてみました。苦みのある味でした。
アキノキリンソウです。可愛らしい黄色い花です。
ヤマラッキョウです。
何のキノコでしょうか?フワフワして、たくさんの繊維質で出来て
いました。きのこ図鑑で調べましたが、よく分かりませんでした。
調査エリアに大きな枯松が一本倒れていました。
この為、まわりのコバノミツバツツジなどが倒木で
折れたり、押し曲げられていました。まずこれから
伐採処分です。 3~4人でロープで枯松の根元を
浮かせて引っ張ります。倒れる方向の安全に注意して
進めます。
作業前の写真です。イヌツゲや笹を除去しました。
作業後の写真です。 本当にスッキリしましたが、まだ大きな
ソヨゴ等が残っているので、次回の作業の宿題になりました。
       (ヤマチャン・アベマキ:記・ウッチー:写真)