2024.5.25(土)北摂里山大学 植生調査の支援

 朝9時有馬富士公園学習センターに緑の環境クラブスタッフ7名が集合。このメンバーで北摂里山大学13期生第2回カリキュラム支援を行いました。その内容は、里山の植生調査法の講義と午後からその実習でした。

参加メンバーは、受講生32名・補講生・研修生3名 講師3名(服部・杤本・上田)・事務局スタッフ4名・緑の環境クラブスタッフ7名でした。
9時半に講義が始まりました。 黄色いユニフォームの
緑の環境クラブのスタッフも最後列に並んで、聴講です。

服部大学長から里山の植生調査法についての講義

10時過ぎまでの講義の後、装具を身に着け、各班毎に学習林に向かって出発。
途中、講師から色々な樹木・花についての説明が有りました。

モリアオガエルの池上の樹木へのタマゴの植付けを見る事が出来ました。
こんなところまで登ってきて、卵を産み付けるのですね。

今日は青空の下、福島大池の向こうに有馬富士が綺麗に見えました。

学習林内で1班の服部先生チームの学習風景です。

タツナミソウが可愛らしく咲いていました。

この花はヤマボウシ。

学習林に到着する時間が各班ばらばらで1時間弱の差が有りました。 
3班(上田先生チーム)は待っている間、記念写真を撮りました。

昼食後、各班毎に学習林に入り、植生調査実習を行いました。
調査では10m✖10mのエリア内で
植物種のリストとその個数を確認しました。

植被率を確認しています。「このコナラは15%・・・・」
「このコバノミツバツツジは10%・・・」

樹高を測桿で計り、樹木毎の高木層・第1低木層・
第2低木層・草木草等の階層区分を明確にしました。

胸高周囲を測定しています。

 調査は15時30分までに終了して、学習センターに戻りました。
緑の環境クラブのサポートは、植生調査終了までで、福島大池の側道で、受講生とは分かれました。その後、用具等を車に運び入れ、緑の環境クラブの芝生倉庫に収納しました。全部が終了したのは、17時頃だったでしょうか。

 無事安全に事故も無く、講義・実習は終了しました。 今回初めて5月に、
植生調査法の講義と実習が実施されたと記憶しますが、秋の10月とは違って、新緑が非常に綺麗でした。しかし、天気が良すぎて、暑くて終了した時にはバテバテの状況でした。途中、もっと受講生・スタッフのためにも、休憩時間をとる必要が有ると思います。
               (写真:ウッチー・アベマキ 文:アベマキ)