2025.2.5(水)11名で育樹祭エリアの雑草・根笹・茅の刈り取り 

  今週は寒波襲来で、有馬富士森林公園でも今日は結構冷えました。この日は急遽参加のメンバー(2人)を含めて11名が集まりました。

 かじかんだ体をストレッチでほぐしたあとミーティングです。今日の予定は芝生広場北のチガヤ草原の整備です。ここのエリアは、20年前の平成17年の育樹祭の時に、育樹エリアとして植樹された場所です。例年ここは我々の活動地の中では野草(リンドウ・ツリガネニンジン・ヤマラッキョウ・センブリ・ウツボカズラ(?)・・・等)のよく咲く広場ですが、去年は花が少ない年でした。理由に一つは茅の背丈が大きくなり野草の成長が抑えられた影響だと判断し、冬の間に伸びた茅を刈り取ります。刈払い機1台以外は、樹木や岩の周りを全員で手刈りしました。

作業開始前にエリア内で鹿(?)の抜け毛を見つけました。
作業前の状態です。 ススキや茅が生い茂っていました。
3~4月までに林床に直接日光が届くように草刈りをしました。

広いエリアに散らばって、石・岩・樹木の根元を見通し良くするために
雑草を刈り取ります。刈払い機の作業性を良くするためです。
茅が伸びている所は、優先的に刈払い機で作業を進めました。
作業の途中ですが、少し地面が見えてきました。
「野鳥の小道」に通じる登山道脇の草刈です。
刈り取った茅・雑草を集めています。
松葉ボウキで茅・雑草を集めます。 朝一番から、防寒着を着て作業をして
いたのですが、そろそろ汗を掻きだしました。冬の気持ちの良い日差しでした。
作業は時間切れとなりましたが、結構スッキリと
刈り取り・整備する事が出来ました。

今日はもうひとつ仕事をこなしました。公園の進入路に道路に倒れそうな枯れ松が1本見つかって、こちらは有志4名で安全に片づけました。今日も作業地で二ホンリス・イタチを見かけました。寒い季節の中で、餌集めに忙しそうでした。ただし、今回も写真でとらえることは出来ていません。残念なり。

 草原の整備作業は時間内では終了せずに、およそ2、3割ほど残りましたので、後日、草花の芽がでないうちに残りを片付けたいと思っています。草原に夏や秋の花がたくさん開花することを期待しつつ。     (文:ヤマチャン・アベマキ 写真:スギヤン)